肺炎を発症すると、普通は発熱、咳、痰、呼吸困難、胸の痛み、倦怠感などの症状がみられます。しかし、高齢になると、これらの症状がはっきりとは現れない場合があるので注意が必要です。
診断は、胸部X線や胸部CTといった画像診断、血液検査による炎症や体の酸素不足の確認、および、痰の顕微鏡観察や培養による原因の検査を行います。
最近では、抗原(菌成分)の検出や遺伝子検査によって迅速に原因が診断できる場合もあります。
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肺炎を起こしている部分
胸部X線(左)・胸部CT(右)
国際医療福祉大学 松本 哲哉