ワクチンQ&AワクチンQ&A

肺炎球菌ワクチンQ&A

今66歳以上ですが、これまで肺炎球菌ワクチンを受けたことはありません。どのような肺炎球菌ワクチンを受けたら良いですか?

20価結合型ワクチンあるいは21価結合型ワクチンのどちらかを選択できます。
どちらも任意接種となります。医師と相談して選択することをお勧めします。

以前に一度23価ワクチンを受けたのですが、また接種した方が良いですか?

1年以上経っていたら、20価ワクチンか21価ワクチンの接種をお勧めします。
いつ受けたかを確認してください。
ただし、既に接種したことのある方は定期接種の対象ではありません。

肺炎球菌のワクチンにも副作用があると思いますが、大丈夫でしょうか?

多くみられる副反応は、接種した部位の腫れや痛みですが、2〜3日で治まる軽いもので、心配はありません。他に倦怠感や頭痛、発熱がみられる場合もあります。
重い副反応はごく稀ですが、強いアレルギー反応や皮膚の反応、血液の異常、ギランバレー症候群などの報告があります。体調に変化があった場合はすぐに医師にご相談ください。
万が一、定期の予防接種により健康被害が発生した場合には、救済給付を行うための制度があります。お住まいの市区町村にご相談ください。
任意接種によって健康被害が起こった時にも、独立行政法人医薬品医療機器総合機構 による救済制度があります。

4種類の肺炎球菌ワクチンのどれを自分が受ければ良いのかわかりません。簡単にポイントを教えてもらえませんでしょうか?

高齢者又は肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる方であればどれも受けることができます。
これまでワクチンを受けたことがない方で定期接種対象の65歳であれば、20価ワクチンを定期接種として受けることをお勧めします。お住まいの市町村にお問い合わせください。
現在定期接種の対象でない方は、医師と相談して選択することをお勧めします。

肺炎球菌ワクチンはインフルエンザワクチンと同時に接種しても大丈夫でしょうか?

インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの同時接種については、一定の安全性が確認されていますので接種可能です。
これら2つのワクチンの併用によって、インフルエンザや肺炎の発症や入院率、死亡率が減少することが確かめられていますので、ともに是非受けていただきたいワクチンです。

私はもう80歳を超えましたので、肺炎球菌ワクチンを受けても意味がないと思いますが、どうでしょうか?

むしろ高齢の方こそ、積極的に肺炎球菌ワクチンを受けていただきたいと思います。高齢になるほど、肺炎に罹りやすいことが分かっています。
肺炎を起こすすべての菌に対して効果があるわけではありませんが、ワクチンを受ける意味は充分にあるのではないでしょうか。健康長寿を目指しましょう!

文責:東京医科大学 宮崎 治子

国際医療福祉大学 松本 哲哉

最終更新日:2026年04月15日