でも、風邪の流行期は誰でも肺炎にかかりやすくなります。
高齢者が肺炎にかかりやすい原因としては、食べ物や唾を飲み込む機能が低下して口の中の細菌が肺に入ってしまうこと(誤嚥)、栄養不足や抵抗力の低下、既に他の病気(糖尿病や心臓の持病、肺の病気、癌など)に罹っていたり治療中であったりする人が多いこと、などが挙げられます。
また、インフルエンザに罹った後にも肺炎が発症しやすいことがわかっています。
国際医療福祉大学 松本 哲哉
肺炎球菌の伝播について