治療と予防治療と予防

ワクチンの接種の方法は?

年齢などによって推奨される
ワクチンが異なりますので、

自分に合った方法を
病院と相談して決めましょう。

定期接種と任意接種

現在65歳および60〜64歳で肺炎球菌感染のリスクとなる疾患を持つ人を対象に20価肺炎球菌結合型ワクチン1回が定期接種となっています。

定期接種とは、予防接種法に基づいて自治体が接種するワクチンのことで、行政からの助成が受けられます。
現在までのところ全国の定期接種対象高齢者の接種率は30〜40%程度と報告されていて、まだ充分とは言えません。

一方、任意接種とは定期接種と臨時接種以外のワクチンで、自己負担で接種できます。

定期接種と任意接種

定期接種
  • 予防接種法により国民に一定の年齢枠で市町村が実施するワクチン
  • 行政からの助成あり
任意接種
  • 定期接種と臨時接種以外のワクチン
  • 自己負担あるいは一部助成

2種類の肺炎球菌ワクチンについて

肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチンは幅広い血清型の肺炎球菌に対応できます。しかし、免疫効果は結合型ワクチンに比べて弱く持続が短いため、再接種が勧められます。
一方、肺炎球菌結合型ワクチンは蛋白を結合させたことにより、長い期間高い免疫効果が望めます。しかし、対応できる血清型は莢膜ポリサッカライドワクチンより少ないです。

肺炎球菌結合型ワクチン 肺炎球菌莢膜
ポリサッカライドワクチン
長所
  • 高い免疫効果を持ち、長期間持続する
  • 追加の接種で効果が増すブースター効果も期待できる
  • 対応できる血清型が幅広い
短所
  • 対応できる血清型が莢膜ポリサッカライドワクチンに比べ少ない。
  • 免疫効果の持続期間が結合型ワクチンと比べ短いため再接種が勧められる
文責:東京医科大学 宮崎 治子

国際医療福祉大学 松本 哲哉

最終更新日:2026年04月10日