肺炎をおこす病原体には多くの種類があります。細菌(肺炎球菌、インフルエンザ菌など)、真菌、ウイルス、マイコプラズマ、クラミジアなどです。
肺炎の治療には抗菌薬が用いられます。原因微生物の種類によって効果的な治療薬は違っています。また、培養された微生物に薬剤が有効かどうかを判定する検査(薬剤感受性試験)の結果も参考にして適切な薬剤が選ばれます。
呼吸や水分など全身の管理も重要です。
国際医療福祉大学 松本 哲哉
肺炎の原因となりやすい肺炎球菌について